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TOP PageJAZZ-O 奥義〜JAZZ王への道〜 > 「練習するなら“右か左か理論”」

  得意な側のターンと、不得意な側のターン、、、!
  さて、アナタは、どうやって不得意な側のターンを克服する?!




「練習するなら“右か左か理論”」





これは、まさに、私が体験、、、体得した方法です。




って、当時、、、昔の私はヘタッピだったっていうのは、何度もいっていることですが、、、

そのとき、ふと思ってたんですよね。



「右のターンも、回れないけれど、、、


 左のターンなんて、、、ホント、話にならないほど、ダメじゃん。」






クロスフロアーにしても、ターンコンビネーションにしても、、、


っていうか、振付そのものでも、右ターンだけっていうわけにはいきませんよね。

ダンスでは、やっぱり右回りも左回りもちゃんとできないとダメですよね。


バレエでもジャズでも、バーレッスンにしても、ターンにしても、
右もやれば、左もやります。

右利きの人も左利きの人も、、、
得意の側も、不得意の側もちゃんと練習するわけです。


ですが、やっぱり、得意な方って出てくるんですよね。


右利き、左利き、、、
得意な手、不得意な手があるのと同様に、それは仕方のないことです。

ただ、その差がありすぎるというのは、何かの振り付けを受けたときに問題です。


当時の私は、もちろん、右ターンも下手下手でしたが、、、


左ターンにいたっては、下手下手下手下手、、、目も当てられない状況(泣)。





で、どうしたものかと思い、いろいろ考えました。




右を100回練習して、、、次は左を100回練習して、、、





にしても、当時の私、、、基本は100回で練習してました。


若いというか、おバカというか(笑)。









で、やっぱり、練習すれども、出来なくて、、、




次の日も、、、


右を100回練習して、、、次は左を100回練習して、、、





で、出来なくて、、、


(そりゃあ、そうだ、、、2〜3日ぐらいじゃどうにもこうにも)







その次の日も、、、


その次の次の日も、、、





で、1週間ぐらい、そんな日が続きました。









「もう、できない!!!」










「もう、辞めた辞めた!!!!」










「もう、左ターンなんて出来なくて良い!」













そう、、、そこで、思い立ったのです。






「よし、左ターンは、しない!!!」








って思いました。










というわけで、JAZZ-O 奥義!




不得意なターンは、、、しない!!!




不得意な側は、、、しない!!!!







ねっ、邪道でしょ。













・・・おい、こら、じゃずお!!(笑)








それで終われるわけも無く、、、さすがの私も。





でも、本当に一瞬思ったんです。


「もう左ターンは出来ないからしない!」って。




で、そう思った瞬間に、ひらめいたんです!!!



そのヒラメキは、こういう順序でした。





「もう左ターンは出来ないからしない」


   ↓


ということは、左ターンは練習しないということだから、、、


「右ターンだけ練習する!」


   ↓



いくら下手で苦手だといっても、多少は得意な方だから、
どんどん練習すれば上手になる、、、はず。



   ↓


「右ターンは、どんどん上手くなる!!!」



   ↓


ですが、、、右ターンは、上手くなるが、左ターンは下手のまま。

右と左の差が、もっともっとひどくなる、、、それは困る。



   ↓



で、そのときの私の仮説のまとめ。



(1)右と左の差があり、右の方が得意


(2)両方を練習しても、結局どちらも上手くならない


(3)かといって、得意な右だけやると、差が余計にひどくなる



   ↓


というわけで、、、、




差があるのはマズイし、、、右も下手だけど、左が下手すぎると困る。


せめて、右と左の差がなくなればいい。






(ココで劇的なヒラメキ)



   ↓


「じゃぁ、逆に、苦手な左だけを徹底的に練習する!」







ハイ、、、ある意味、、、


JAZZ-O 奥義「浮気しない!『あなた一筋』の法則」を、、、


右と左のターンにも導入したんです。







・・・バカでしょ、極端すぎて(笑)。






というわけで、それからの私は、本当に苦手な方だけを徹底的に練習しました。



だって、、、


みんなと同じように練習したって上手にならないんですから。


みんなと同じような練習しても、みんなと同じにしかなれないのですから。



↑こういう考えは、昔も今も同じですが(笑)。










・・・1週間経ち、、、





・・・そして、2週間経ち、、、




回りもメンバーからも、変だと思われていたはずです。


「なんで、アイツは左ターンしか練習しないんだろう。」って。





ですが、面白いことが起こりました。



とあるレッスンで、、、





「あれ、ターン良くなってきたね。」と先生にいわれたんです。





しかも、練習をしていない右ターンを。





そう、クロスフロアーで、右ターンを褒められて、、、



そして、反対の左ターンをしたときも、、、




「うんうん、左のターンも良くなってる、、、よく練習したね。」



っていわれたんです。



超ビックリでした。





だって、右ターンはまったく練習していなかったんですから。



もちろん、レッスン内でやるクロスフロアーやターンコンビネーションでは、
みんなと同じように右ターンもやりますよ。

ですが、自分で練習するときは、本当に右ターンを練習しませんでした。



なのに、先生からは、右ターンも、そして左ターンも褒められたんです。



(当然ながら、かなり低いレベルではありましたが)







で、邪道的、、、JAZZ-O 奥義まとめ。



苦手なターンを克服したいなら、苦手な方を徹底的に練習する





これ、かなり邪道で、かなり偏見のある言い方、感じ方ですが、、、


得意な方って、感覚さえつかめば上達します!!


というわけで、逆もまた真なりで、、、


苦手な方って、練習しないと上達しません!!



利き腕や、利き足、、、例えば、右利きの人が右回りが得意だとして、、、

つまり、右手のリードや、右足の蹴り、パッセが得意だからこそ、
上手く右回りが回れるのかもしれません。


で、一方の苦手な左回りというのが不得意として、
その回る感覚、バランスを保つ感覚っていうのが、きっと弱いんです。

苦手だからこそ、それを鍛えるために、練習するんです。


それこそ、得意な方は何もしなくてもどんどん上達するのですが、
苦手な方って、気合を入れないと上達しません。


で、JAZZ-O的発想としては、その苦手な方を徹底的に鍛えるのです。


そうすれば、それを一筋で練習すれば、、、
たくさんやるからこそ、見えてくるものがあります、感じられることがあります。

10回ではわからなかったことが、100回やるとわかるときがあります。



しかも、右やって、左やってではわからなかったことが、

左だけを集中してやっていると、感じられることがあるのです。


↑ココ大事!




というわけで、私はそれからも、左ばかりを練習していました。


シェネ、ピケ、ピルエット、、、フェッテ、、、


苦手なジャンプターン、、、アクセルターンも、シェネジュッテも、、、


苦手な左側を集中して練習していました。




で、一年後、、、左ターンをはじめ、不得意な側のテクニックは劇的に上達しました。




そして、面白いことに、得意な右ターンも、もちろん、上達していました。


先程いったように、レッスンではちゃんと右もやっていましたから、
得意な側は、その一瞬だけで、大事な感覚をスッとつかめたのかもしれません。



それからの私は、振付で、苦手な左ターンや左ジャンプがパッと入ったとしても、
みんなが苦労している中、、、

私は特に苦労もせず、不得意なはずの左側も、
そして、、、得意の右側もなんなくこなせるようになっていました!







・・・嘘のようなホントの話です。






今思い起こせば、苦手な左だけを徹底的に飽きもせず、練習していたのは、、、

若気の至りと、、、

そして、、、


当時の私がおバカだったからでしたが(笑)、




まんざら無駄ではなかったと思います。




そこに、真理があるような気もします。


不思議なもので、不得意なはずの左側でつかんだ重要なコツって、
いつのまにか、得意な右側でも出来るんです。


・・・人間の体の不思議です。





最終まとめ、、、JAZZ-O 奥義「練習するなら“右か左か理論”」ではなく、、、




JAZZ-O 奥義「練習するなら“右か左か(どちらかだけ)理論”」でした!





さぁ、アナタは、右側、左側、、、


、、、得意な方、不得意な方、、、どちらを練習しますか?!




  




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