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TOP Pageお悩み相談室 > 「Q9 体が硬い、、、どうすればいいでしょうか?」

   「というのも是非「体が柔らかくなる方法」を教えて欲しいのです!」



「Q9 体が硬い、、、どうすればいいでしょうか?」


よく頂くメールのひとつです。


> いつも楽しくサイト見てます!
> ちょっと緊張しますが、思い切ってメールしてみます。
>
> というのも是非「体が柔らかくなる方法」を教えて欲しいのです!
> 私はとても体が硬く、踊りをしていても、先生からは「動きが硬い」と
> いつもいわれています。
>
> まだダンスを始めたばかりで、なかなかダンスが上達しないので、
> せめて体だけでも柔らかくしたいと思い、ストレッチをしているのですが、
> なかなか柔らかくなりません。
>
> どうか是非教えてください!きっと他の人も待っていると思います!
> いつも応援していますので、よろしくお願いします!


さて、、、『体を柔らかくする方法』とは?

ですよね。


同様のお悩み、、、よ〜く頂いております。


そうですね、、、、ただ、この話をすると、多分とっても時間かかります。
いくら、邪道のJAZZ-Oですが、、、正直、体を柔らかくするのは難しいです。

あっ、ちなみに、私、邪道でございます(笑)。


「JAZZ-Oの「じゃ」は『邪道』の「じゃ」!」




体が硬いから、踊りが硬くなるということで、お悩みというわけですね。

なるほど、、、



と答えを言う前に、、、



じゃぁ、言っちゃって良いですか? とびっきりの邪道な事を、、、


そう、、、


『体なんて、柔らかくなくて良い!硬くて結構!!』



あっ、言っちゃった、言っちゃった、、、ファンが減る、ファンが減る(笑)。

いくら天の邪鬼なJAZZ-Oとはいえ、体が柔らかくなくても良いなんて、、、

「そんなダンサー見たことないよ!最低だ!詐欺師!」ですよね(笑)。



でも、ちょっと待って、、、本当に、『体の柔らかさ』って、必要???








▼体の柔らかさって本当に必要?!

実は、、、どうでもいいんです、、、本当に良いんです、体なんか硬くても。

体が硬かろうが、足が上がらなかろうが、スピリッツが開かなかろうが、
開脚ができなかろうが、、、良いんです、マジで。


もう一回いっておきます。


『いいんです、体なんか硬くても!』 (強く強く(笑))

  ↑駄々っ子な、じゃずお(笑)







だって、、、


問題は、、、


問題は、、、



『動きが柔らかいかどうか』『踊りが流暢がどうか』


だと思いません?


メールでもあるとおり、「動きが硬い」といわれているようですね。
そういう方は他にもきっと多いと思います。


硬い? 堅い? 固い? 難い? かたい? カタイ?


そうです、、、、逆に、私はこんな質問をしてみたいのです。




なぜ体が柔らかくなりたいのか?


もちろん、、、

 バットマンでバシッと足を上まで上げたいとかあるとは思います。
 スピリッツで、床に足がバシッとつきたいっていうのもあるかとは思います。


ですが、もっと先の目標って、踊りのためですよね?


踊りや動きに流れが出るかどうか、、、それには柔らかさが必要です。
ですが、それは必ずしも体の柔らかさではありません。

自分の体の重心や中心、、、エネルギーラインを意識できるかどうかなんです。
それこそが踊りの柔らかさ、、、流暢さ、流れにつながるのです。

そう、、、まさに七つの心得ですよね。



ですが、、、


体が柔らかい人が柔らかい流れるような踊りをしている、、、

だから「体が柔らかいと踊りが柔らかくなる」という迷信が大手をふるって
歩く結果となってるんです。


体が柔らかい人すべてが、流れるような踊り、流暢なダンスをできるわけではありません。




「そんなのへりくつじゃん!」



(・・・でも、屁理屈っぽいですが事実です(笑))




私の知り合いに、とっても素敵な流れるようなダンスを踊るダンサーがいます。
めちゃめちゃ流暢で柔らかい踊りです。

そんな知り合いですが、実は、、、体が超硬い(事実)。

・・・多分、普通の人並みに硬いです、、、もしくは、それ以上(内緒ですが(笑))


でも、ホント凄いきれいな踊りをします、、、
ですが、体が硬いと聞いて、私こそビックリしましたもの。


他にも、ストリートダンサーでもそうですよね。

ブレイクダンスや、ウェーブ(ボディーウェーブやハンドウェーブ)などの
クネクネした動きをするダンサーでもそうですが、とっても動きが柔らかいのに、、、

実は、とっても体が硬い人、、、とっても多いです、マジで。


舞台で見えるのは『体の柔らかさ』ではなく、『踊りの柔らかさ』なんですよね。

↑おっ、良いこといってる!



・・・ですので、「体が柔らかいと踊りが柔らかくなる」という迷信、、、
そんな伝統、、、悪習は、まずは無視しましょう(笑)。

無視無視!!



・・・って、無視して良いのか!(笑)





▼ダンス大好き、だだっこ大好き、へりくつ大好き、あまのじゃく大好き

そもそも、私は何が嫌いかって、、、

「ジャズダンスはバレエが基本だ!」という神話。

「体が柔らかくないとダメだ!」という伝統。


嫌いだ!嫌いです!嫌いです!(無駄な抵抗かな(笑))




というか、レッスンをしていても気になるのですが、、、

「どうしたら体が柔らかくなるんですか?」という質問は多いのですが、

「どうしたら流暢なダンスが、、、柔らかい踊りできるんですか?」という質問は少ないのです。


みんなどうしても、体の柔らかさばかりを追求している風潮があります。
それは少し良くないことだと思います。


私は、常々、『心技体のバランスが大事』と思っていますが、、、


自分自身を知る「心技体のバランス」


体の柔らかさばかりを追求するということは、、、
【心技体】のうちの【体】、、、しかも【体】のうちの【柔らかさ】のみを
追求していることになってしまいます。

確かに、JAZZダンスやバレエをしていると、体の柔らかさに目がいくのは当然です。

「ジャズダンサーは体が柔らかい!」「バレエダンサーは動きがしなやか!!」って。

ですが、そればかりに着目するのは良くないのです。


って、、、長くなりましたが、私の本心、わかってもらえました?

そういう意味で、『体なんか硬くても良いんです!』


ふぅ、、、



さて、、、




・・・ただ、やっぱり真面目なオチをつけておきますね。

えっとぉ、、、いまさらいいにくいですが、、、



『ダンサーの体は、柔らかい方が、もちろん良い!』


なーんだ、、、ってね(笑)。


やはり心技体のバランスをとっていくなかで、 七つの心得を実践していく中で、
最終的には体の柔らかさも追求しなくてはいけなくなります。

ただし、あくまで踊りのバランスとしての体の柔らかさです。

ですが、ただやみくもに、『体の柔らかさ』を追求しているのであれば間違いです。
つまり、自分の踊りに何が足りないか、、、

・・・それが、『体の柔らかさ』であれば、かまいません。

その辺を注意してくださいね。





『からだのやわらかさ』『おどりのやわらかさ』、、、感じていますか?



あなたの自分自身を見つめてください。

・・・まずはそこからですね。




邪道のジャズオ(略して、じゃどお(笑))の気持ちわかっていただけました?


・・・以上、、、頭の硬いJAZZ-Oでした!











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