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TOP Pageお悩み相談室 > 「Q13 リズム感が無い!(その2)」

   リズム感が無いんです!どうしたらリズム感が良くなるのでしょうか?



「Q13 リズム感が無い!(その2)」




> はじめまして!
> いつも楽しみにサイトみています!ホント最高ですね!
>
> 早速ですが、質問なんです、、、お悩み相談室も読んだのですが。
> 「リズム感ないんです、本当に」
>
> 振りを覚えることは何とかできるんですが、それを音に合わせて踊りきるのが
> とっても苦手です。
>
> リズム感って、やっぱり生まれ持った才能なんでしょうか?
> あー、黒人に生まれたかったです!!(笑)


・・・私も、昔よく思いました。


「黒人に生まれたかったぁ!!!」




残念ながら、うちの両親は生粋の日本人なもので、、、(笑)

さてと、、、


リズム感の話は、お悩み相談室にもよく寄せられます。
前回も、こんな話ありましたよね、、、「リズム感が無い(その1)」



大事なことは、まず『振りのメリハリ、、、抑揚を覚える』ことでしたよね。
リズムも大事ですが、踊りの流れをつかむのが大切なんですよね。



そう、、、ここで一言、、、


リズム感って、単にビートを刻んだり、それに合わせて踊るということだけじゃない

↑ココ大事だったんですよね!


曲の流れやメリハリもうまくコントロールするというのが、リズム感って思うんですよね。
『音』と一口にいっても、なかなか難しいものですね。

音だけなら、まだしも、、、それに合わせて踊らなきゃいけないんですからね。




さてさて、、、じゃぁ、どうしたら、そのリズム感がつくのかってことですよね?


ぶっちゃけ、、、『慣れが一番です!』とか、『人それぞれです!』って、
いってしまいたいところですが、そこをグッとこらえて(笑)。



JAZZ-O流でいうと、、、





『リズム感は、鼻歌から、、、』




「ほへぇ?!」って?(笑)




ダンサーがダンスのリズム感をつけるために、意外と陥ってしまいがちな、、
そして、あまりオススメできない方法があります、ハイ。

例えば、、、、


音楽を流しまくって、それに合わせて踊りまくる



いや、これ、本当は正解なんですよ、この方法(笑)。

でもね、始めの頃、これをやると、パニックになる可能性高いですね、マジで。
だって踊りの振りもあやふやなところに、音が流れるんですから。


ましてや速い曲だったら、振りを追うどころか、曲に振り回されるのがオチです。
それに負けずに、何回も曲をかけて踊りこめるのがもちろんいいのですが、、、



となると、曲の速さを変えて、始めはゆっくりで踊ったり、自分の好きな速さで
踊りを追っていったり、振りを確認できていけば、リズム感もつかめるかも、、、



ということは、、、


ピッチチェンジャーなどでBPM(音のテンポ)を落として踊る



って、そんなの普通の家にピッチコントローラーのついたオーディオないもん(笑)。



※ところでBPMって何?

BPMとはBEAT(ビート)・PAR(パー)・MINUTE(ミニッツ)の各単語の頭文字を並べた略語。
1分間に4分音符が何回カウントされるかがBPMの数値になっています。






そぉ、、、というわけで、、、

自由に、曲のテンポを上げ下げできるのが、、、







『島歌』






「?!」





もとい、、、『鼻歌』なんですよね。

くだらないギャグをはさむなってねぇ(笑)





鼻歌だと、曲のリズムを変えることができるのがいいんです。

だから、始めのうちは、踊りの抑揚がうまく覚えていない頃は、
比較的ゆっくり鼻歌を歌いながら、それにあわせて、ゆっくり振りを追えばいいんです。


そして、徐々に、その曲の本当にピッチに合わせて鼻歌で踊って、、、

そして、最終的に、その曲をかけて、踊ればいいんですよね、、、


単純でしょ?





それともうひとつ、大事なこと、、、鼻歌の利点は、、、



自分で抑揚をつけられること




曲を流して練習しているだけだと、踊りの強弱って、適当になりがちです。

クラシック音楽ならいざしらず、普通の曲なら、歌詞の強さはあっても、
音の強弱って意外に無いものです。


そして、平坦なリズム感が身についてしまうんです。
そうすると、もっと怖いことが起こります、、、


そう、、、平坦な流れにあわせていると、踊りまで平坦になっちゃう




いやですね、、、抑揚のない踊り、、、無味乾燥なダンス。

それって、やっぱりリズム感の影響も大いにあると思うんです。






だから、『島歌』じゃなくて、『鼻歌』(くどい!(笑))




鼻歌ならば、自分で歌うのですから、リズムの強弱どころか、音の強弱もつけれます。
すると、その強弱に合わせて踊りを踊る力が身につくのです。


そう、はなうた!!!


「ふんふんふん、、、、ふ〜んんんん!!!」ってね。



しっかり踊りたいところは、リズムをゆっくりにしたり、強く歌ったり、、、
そこで、しっかりと踊りの流れを同時につかむんです。


そして、流すところはテンポアップして、さらさらっと流して歌ってもオッケーです。
踊りもあっさりと、軽やかに、、、、


ピッチなんて、好き放題に変えることできますからね、鼻歌(はなうた)は。





と同時に、踊りのピッチも自由に変えることできるし、、、
ゆっくりちゃんと踊りたいときは、ゆっくりにすればいいんですからね。


しかも、間違えたり、しっくり来ないときは、すぐに巻き戻しできるしね。
もちろん、早送りもね。




そう、というわけで、、、鼻歌ダンシングは、、、(笑)


ダンスのイメージトレーニングにも超最適




おっと、、、今良いこと言った私、、、


鼻歌踊りでしっかり踊れないと、本番でもキチンと踊れませんから



ですよね、、、



あなたも、意外とよくやりますよね?
レッスン事か、本番前とか、音を頭の中に流してイメージトレーニング。

そう、それを突き詰めて練習するってことなんですよね。

単純でしょ? でも、奥が深いんですよ!




もちろん、周りに見られると、多少恥ずかしさがありますが、、、(恥)





それにしても、、、よくあるケースなんですけど、、、

曲をボーっと聞きながら、マーキングで振りを追っていると、いざ踊ってみると、
本当に、流れのない抑揚のないダンスになっていることが多いんです。

その傾向は、特に中級者以上のダンサーに見られるかなぁ、、、


振り覚えも早いし、テクニックもあるんだけど、、、踊りの抑揚がなく、ピンと来ない



それって、やっぱりリズム感、、、曲のテンポ・強弱をきちんと自分で歌えて、
自分の頭の中でも判断できることが重要なんですよね。


試しに、一度やってみてください、、、意外と鼻歌で踊るのできませんから。


ダンスの振りと、リズム感、、、曲の強弱、、、抑揚、、、いろんなことがわかってないと、
気合の入った鼻歌も歌えませんし、、、それに合わせて踊ることもできません。








えっ、鼻歌って、バカっぽいって?(笑)



でも、そんな鼻歌踊り、、、馬鹿にしてると、とっても淡白な踊りになってますよ、あなた。






以上、鼻歌混じりのJAZZ-Oでした!




















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