JAZZ-O.com
JAZZ-O.comバナー

TOP PageJAZZ-O 奥義〜JAZZ王への道〜 > 「落ち着くな!」

  私が小さい頃から、ずっと言われていることがあります。
  ですが、ココに大きなダンス上達の奥義のヒントがあります。




「落ち着くな!」





「ちょっと落ち着きなさい!」





私が小さい頃から、ずっと言われていることです。



・・・実は、いまだに言われています(笑)。







こう聞くと、実は、すっごい悪いことのように聞こえます。


授業中、落ち着かないで、ウロウロしたり、、、


ご飯中、落ち着かないで、物をこぼしたり、、、


歩いているとき、落ち着かないで、道路に飛び出したり、、、




・・・ぶっちゃけ、悪いことですよね。



はい、そういう『落ち着きが無い』のは、ダメです。









ですが、ダンサー目線で見ると、、、






「ちょっとジッとしてなさい!」






「フラフラしないで、ピッとしなさい!!」







、、、的な『落ち着きが無い』のは、身体的には良いんです。






何を邪道なことを抜かしているんだ、JAZZ-Oは(笑)。




一体、どういうことでしょうか?!








よく、「最近の子供は落ち着きが無い」って聞くことがあります。


ですが、私にすると、実は、「最近の子供は落ち着きがある」と思います。
むしろ落ち着きすぎていて、良くないと思います。

子供なのに、大人しく、座っていたりします。

子供なのに、体を動かさないで、ジッとしてることが好きだったりします。


もちろん、子供それぞれの個性もありますから、そういう子がいてもいいのですが、
最近の子供は、携帯ゲームやスマホ、そういうジッとして遊ぶものが多いせいか、
体を小さく固めたままの子が多いって思います。


だから、体が悪い意味で、落ち着いちゃってます。



そう、、、

体を動かさないので、筋肉も関節も固まっちゃってるんです。

↑これ、ちょっとヤバイですよ。






どういうことかというと、、、


最近、レッスンをしていて、体の硬い子が多くなってきている気がします。

ストレッチをしても、筋肉自体の可動域が狭いし、動きが悪い子が多いんです。

そういう子を見ていると、意外にも、レッスン前後は、スマホなどのゲームをしてて、
ジッと座っていたり、寝転んだりしてます、ずっと。

これ、良くない傾向です。




そもそも、小さい子供達って、体自体の筋肉や機能が向上してくる時期なので、
動くこと自体に興味が出てきて、いろんなことを試してみたくなるものなんです。

だから、ダンスというよりは、むしろ、単純に動くこと自体が楽しいんです。

筋肉も出来ていないし、体自体も、自分自身の体の機能を理解しきれていないから、
すぐに転ぶし、ぶつかるし、、、

ですが、それが動きを覚える、そして、体を作る大事な時期なんです。

っていうか、そういう一連の作業が、そもそも楽しい時期なんです。


だから、常に体を動かしたいんです、、、きっと本能的に。

無駄に動くこと、そのものを楽しめる時期なんです。


なので、大人しくジッとしているはずがありません。


だから、落ち着かなくって良いんです(笑)。






って、3〜5歳くらいなら、体の筋肉もまだまだなので、ピッと立てなくて当然です。


ですから、ある意味、体のバランスを上手くとって、筋肉ではなく、
中心軸で立っているんです。

支える筋肉が弱いから、フラフラするんです、、、ですが、スッと立っています。

倒れそうだけど、倒れない、、、落ち着きは無いけれど、立てているんです。


そう、、、実は、彼らは、達人の領域なんですよ。




つまり、ジュニアって、そういうもの、、、


だから、常に体もどこかかしらが、動いてますし、落ち着きがありません。


それで、良いんです!






ですが、大人になると、そうはいきません。


もう、体の筋肉も出来てますし、自分の体の機能を、脳が理解してます。

その立ち方が悪くても、良くても、その本人が築き上げてきた習慣で立てるのです。
フラフラしなくても、体を固めてても、バランスが悪くても立てるんです。

大人になると、単純に動くこと自体も楽しめなくなってくるので、
無駄に動くことも少なくなってきます。

そう、、、すっかり落ち着いてしまっちゃうんです。




そういう意味で、落ち着きが無いのは良いことだと思ってます、ハイ。



私なんて、いまだに、落ち着きがありません(笑)。


ジッとしていることがありません。


レッスンは、もちろん動いてますが、、、
例えば、誰かと何か話をしていても、常に何か動いてます。

ご飯を食べているときも、何だかモゾモゾしてますし、、、

首を回したり、肩を回したり、足を組み替えたり、、、


こうやって、パソコンをうっている今この瞬間も、
胸のアイソレーションとかしてます。




パッと見たら、「落ち着きの無い子供」です、私(笑)。






というわけで、前振りが長くなりましたが、、、




JAZZ-O 奥義「落ち着くな!」




とってもシンプル、、、馬鹿っぽいけど(笑)。





大人の生徒さんを見ていて、実は、同じことを思うんです。


体が、悪い意味で、「落ち着いてる」なぁって。

筋肉も関節も固まってしまって、動きが悪くて、踊れていないんです。



これは、きっと、ダンス以外の時間で、「落ち着いている」からなんです。



って、もちろん、当然ですよね。


仕事をしていて、、、デスクワークが多いですよね。

そう、常に、パソコンに向き合って、ジッとしています、手以外は。


これ、体には、非常に良くないんです。


1日24時間のうち、仕事をしている時間がきっと一番長いですよね。

いくら、毎日ダンスのレッスンを頑張っても、それ以外の時間に、
ずっと落ち着いていたら、体には良くないんです。


そう、、、だからこそ、このダンスできない時間をどうするか。




それが、JAZZ-O ダンス上達の奥義!






だから、、、方法は簡単です、、、「落ち着くな」ってこと。



会社で、デスクワークをしているときでも、

 床についている足をストレッチしたり、

 首を回したり、、、

 肩を上げ下げしたり、、、



電車に乗っていても、、、

 ルルベアップダウンをしたり、、、

 つり革を持つ手を変えてみたり、、、

 こっそり小さくアイソレーションしたり、、、



そう、、、つまり、「落ち着くな」ってこと。



・・・単純ですが、、、これ、意味あるんですよ、本当に。



筋肉って、実は、ジッとしていると固まってしまうんです。

動かさないと、体って退化して、動かなくなっていきます。



とはいっても、フルパワーで、バッチリ動いたり踊ったりするのは疲れます。

しかも、業務上、支障ありますよね(笑)。




だからこそ、モゾモゾ、コソコソでいいから、体を常に動かしてください。



よく1時間に1回、、、5分くらいは、休憩したり、ストレッチをしたりっていいますよね。

ですが、それでは、少し足りません、、、いや、だいぶ足りません。



15分に1回、、、時間は短く1分でもいいです。


できれば、5分に1回、、、1分、いや10秒でいいから、体を動かしてください。



もっと出来るなら、常に動いてください(笑)。




ぶっちゃけ、何でもいいです、、、ストレッチ、アイソレーション、背伸び、、、

常に、何か体を動かしてください。



できれば、体のすべての部分が、動くとなお良いですね。






良いですか、、、落ち着くな!!!(笑)






・・・落ち着きの無いJAZZ-Oより。









 JAZZ-O 奥義〜JAZZ王への道〜  → TOP Page

Copyright (C) 2015 JAZZ-O. All Rights Reserved.   web@jazz-o.com